物流現場で活躍する遮熱パッケージに関する技術解説コラムです。国土交通省等が推進する物流効率化にも貢献する、製品を熱から守る重要な包装技術について解説します。当社の企業情報については会社概要をご覧ください。
連日テレビで「危険な暑さ」が報道されています。そのため、熱中症対策が欠かせません。
実は、私たちが普段口にする食品や医薬品を運ぶ物流現場も非常に過酷です。
なぜなら、真夏のトラック内の温度は想像以上に上昇するからです。
今回は、熱から製品を守る「遮熱パッケージ」の裏側を分かりやすく解説します。
真夏の炎天下ではどうなるでしょうか。具体的には、直射日光を浴びたトラックの荷台は60度を超えることもあります。そのため、熱に弱い医薬品やチョコレートなどはすぐに溶けたり変質したりしてしまいます。
しかし、すべての車を冷蔵トラック(クール便)にはできません。また、コストや環境負荷の面でも限界があります。したがって、常温トラックでも中身を守るパッケージの工夫が絶対に必要になります。
ここで最新の包装技術の出番です。例えば、特殊なアルミ蒸着フィルムを使用します。これにより、太陽からの強烈な輻射熱をまるで鏡のように跳ね返します。
その結果、パッケージ内部の温度上昇を大幅に遅らせることができます。さらに、パレット全体を覆うような大型の遮熱カバーなども開発されています。このようにして、長時間の輸送でも製品の変質をしっかりと防ぎます。
熱を跳ね返すだけではありません。また、外の熱を内部に伝えない「断熱」の役割も非常に重要です。具体的には、気泡を含んだ特殊な緩衝材などを幾重にも組み合わせます。
これにより、外部からの熱伝導をシャットアウトします。さらに、内側に保冷剤を同梱することで、冷蔵庫のような空間を作り出すことも可能です。最先端のパッケージ技術が、私たちの安全な生活を陰で支えています。
私たちサンスイパックも、こうした社会課題を解決するパッケージ技術をご提案しています。
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