医薬品の新薬開発・治験薬、または健康食品・サプリメントの新製品開発において、避けて通れないのがPTP包装試作(モックアップ作成)です。
例えば「数万シート単位の量産ラインを動かせない」「本金型を起こすとコストと時間がかかりすぎる」「展示会や社内プレゼン用に数シート〜数百シートだけすぐに欲しい」といった課題に直面していませんか?
そのため、本記事ではPTP包装試作を小ロットかつ短納期で成功させるための重要ポイントと、自社検証ラボを活用したスピーディな開発手法について詳しく解説します。
1. なぜ医薬品のPTP包装試作はハードルが高いのか?
一般的な量産工場では、以下のような理由からPTP包装試作の相談が敬遠されがちです。なぜなら、量産向け設備では小回りが利かないからです。
① 本金型の作製にかかる高額なイニシャルコストと長いリードタイム
例えば、量産用の金型を新規で設計・作製する場合、数百万円単位の費用と1〜2ヶ月以上の納期がかかります。その結果、仕様変更が発生した場合の修正リスクも極めて高くなります。
② 量産ラインのロット縛り(MOQ)
さらに、高速自動包装機は大量生産向けに設計されています。そのため、数十〜数百シート程度の微量なPTP包装試作のためにラインを停止・切り替えることが物理的・コスト的に困難です。
③ 錠剤の形状・物性に合わせたポケット設計の難しさ
加えて、打錠品(錠剤・カプセル)の寸法、吸湿性、遮光性、取り出しやすさを事前に十分検証しないまま進むとトラブルになります。したがって、PTP包装試作の段階で厳密な形状確認が不可欠です。
2. PTP包装試作を小ロット・短納期で成功させる3つのポイント
手戻りを防ぎ、最短ルートで実用化へ導くためのPTP包装試作アプローチは以下の3点です。具体的には、自社設備を駆使した検証が鍵となります。
3Dモデリング&簡易金型による初期検証
CAD設計と自社切削による簡易治具・モックアップを活用します。その結果、金型費用を大幅に抑えつつ、数日で実際の成形ポケットの形状確認が行えます。
実機に近い手動・半自動シール機での物性評価
具体的には、小ロット対応の手動真空成形機・ヒートシール機を用います。そのため、成形ポケットの深さ・絞り性・アルミ箔の接着強度・密封性を現物で厳密にテストできます。
量産を見据えた多層フィルム・アルミ箔の選定
また、吸湿や酸化に弱い薬剤にはアルミラミネートシート、汎用品にはPVC/PVDCなど最適なバリア材を選定します。したがって、本生産への移行もスムーズです。
3. サンスイパック「Creative Lab.」のPTP包装試作サポート
サンスイパックでは、社内検証施設「Creative Lab.(クリエイティブラボ)」を保有しています。これによって、PTP包装試作から物性評価までをスピーディに受託可能です。
GMP基準に準拠した管理体制
PMDA(医薬品医療機器総合機構)が定める治験基準や医薬品・健康食品に求められる厳しいバリデーション(適格性評価)を熟知。安心・安全なPTP包装試作体制を構築しています。
| 工程 | 一般的なメーカー | サンスイパック(Creative Lab.) |
|---|---|---|
| 初期形状確認 | 図面のみ(数週間) | CAD設計+3Dモックアップで即時確認 |
| 試作用金型 | 高額な本金型(1〜2ヶ月) | 自社切削による試作用治具で短納期作製 |
| サンプル数量 | 数万個〜(小ロット不可) | 数シート〜の極小ロットから対応可能 |
| 環境・密封試験 | 外部機関への委託で長期化 | 自社試験室にて環境試験・シール評価を実施 |
PTP包装試作・モックアップ作製のご相談はこちら
例えば「治験薬用に数シートだけ成形したい」「新サプリメントのポケット形状を現物で確認したい」など、短納期・小ロットのPTP包装試作ニーズに柔軟に対応いたします。
まずは、包装資材の専門商社・サンスイパックへお気軽にお問い合わせください。